マニア・専門的なお話し
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昔、自分で作ったオートバイで国道1号線の箱根の山道を4輪のアメリカ車と競争し勝った人がいます。涙を流し抱き合って喜んだそうです。この人はガソリンの匂いが好きで好きでしょうがなかったようです。右の手と左の手の大き差が違うのです。今では皆様お馴染みの超一流の企業です。話は飛びますが、プロレスラーが体を鍛えて殴られても痛くないように耳が変形している人がいます。又お相撲取りが脇の下の毛がない人がいます。これは、けがが無いようにではありません、稽古の為に擦り切れたそうです。この位頑張らないと成功しないようです。

カーマニア 車で246号をラジオ、を聞きながらドライブするとトンネルに入りました。すると何にも聞こえなくなりました。トンネルを出ると、今まで聞こえていた中波のAM放送は聞こえるがFM放送は聞こえなくなりました。何故でしょうか。
ハムマニア それは波長の関係だと思います。例えば中波のNHK第一放送594kHzを聞きながら携帯電話1.5GHzを使用しビルに入ると中波はすぐ聞こえなくなりますね、しかし携帯電話はいがいと使えますね、電波の気持ちになって考えると良く解ると思います。594kHzから見るとビルはしっかりしたシールドルーム、に見えますが、1.5GHzから見ると隙間だらけの金網の建物に見えるでしょう。おそらく半分は突き抜けるでしょう。残り半分は反射するでしょう。アマチュア無線で言うと3.5MHzと1200MHz位の違いがあります。充分体験出来るでしょう。 
カーマニア ううんなるほど、では1200MHzの方が良いのかな、
オジソン ちょっとまった、そう簡単にはいかないのです。周波数が高くなると色々と問題があるのです。ロスが多く成る事又技術的に難しく成る事等・・・。しかし、良い面もあります。反射波と直接波との合成はよく体験しますね、モービルのときに弱電界の時シャバー,シャバーと途切れますね、FM放送でも体験しますねこれは50MHzとおなじです。波長の関係で繰り返します。ビームアンテナはこの反射波と直接波の位相を合わせ電波を合成しているのです。λ/2の共振回路があり、その周波数より低いと反射をします。高いと吸収します。LCの同調回路を2個結合して調整した時、お互いに影響しあいます。吸収したり反発したりします。これと同じです。信号2+2=4になります。4+2=6になります。6+2=8になります。この様に、20倍位は楽にできます。ここまで読んで興奮するあなたへ、もっと肝心なことが起きるのです。この時ノイズはどうなるのでしょう、ノイズは同じ周波数とはいえ位相がバラバラです。ですからノイズ2+(−2)=0とか2+(−1)=1とか2+2=4になったりします。ですからノイズは合成されても結果は限りなく0に近づくのです。 
ハムマニア 本当かな実験してみよう, 
オジソン ビームアンテナはノイズに埋もれた信号を浮かび上がらせる事が出きるのです。ちなみにS1からS9までは20dbの差があります。20dbの利得のアンテナがあれば信号強度、S1の局がS9まであがるのです。送信も受信もです。注、波長とは:波(サインウエーブ)の長さです。長さとは時間です。又波の高さは振幅ですから送信出力の事です。 大先輩は人間の足に例えて波長の長さを足が長いとか短いとか言います。


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●答え 神奈川県の大山です。標高1246mです。 季節は晩秋。11月3日です。